出羽桜酒造隣接の安政年間創業出羽桜専門店
日本酒『出羽桜』を中心に山形のワイン、焼酎、どぶろく、おつまみ、季節限定商品などを多く取り揃えて、それぞれのご要望にお応えさせていただきます。
店頭では試飲や蔵直送の量り売りもしております。
当店は、安政二年(一八五五年)初代仲野清五郎が銘酒「熊正宗」を醸す醸造元として、本家仲野半四郎家より分家独立したのが起源です。最盛期には千四百石(一升瓶換算約140,000本)を醸し、地元の方々に深く愛飲されていました。
そもそも仲野家は近江の国を発祥とする商人で、初代清五郎も、その起業家精神を受け継いでの独立でありました。往時、近隣には同じ仲野家一族の酒蔵が、三軒存在していました。三代目清五郎の時代、時は太平洋戦争真っ只中、極端な食糧不足に陥る中、国は米を主原料とする酒造業の企業整備を図ります。昭和一八年、当店は国の施策に従い、やむなく酒造業から小売販売業への転換を行いました。その時に一族の酒蔵で唯一残ったのが、現在の出羽桜酒造であります。
創業より一六〇年以上の年月が流れ、代が変わり、製造から販売業へと生業の形も変わりましたが、我が国の伝統文化である日本酒に、創業以来一貫して携わって参りました。そしてその精神は今後とも揺るぐことなく、常に飲み手の皆様のそばに寄り添える、そんな店づくりを目指して参ります。
山形北ICより東根方面へ約15分
天童駅から車で約5分
天童駅東口より徒歩約15分